Photoshop、Mac版では下のように、
ウインドウモードでは画像の端に達するとそれ以上のスクロールはできませんでした。
標準スクリーンモード以外でならMac版でもできますが、数枚同時に見ていたい時だってあります。
ちょ、っとだけ不便ですよね。ウインドウモードで端っこから塗りたい、とかパス引きたい、とか、結構不便?
Adobe公式で配布されているプラグインを導入すると、この動作が変わります。
ほら!
いつ頃のバージョンだったか、なんとなくあったOptional Pluginだったんですが、CC版だとどこにもインストールもされないので気がつかないんですよね。
ここにあります。
Downloadable content (plug-ins) の、
Download optional extensions for Mac OS (直リンク故切れたら元ページからたどってください)
マウントすると中に
この二つがあります。Alwaysのみか、両方導入してください。Alwaysのみだとウインドウサイズぴったりであってもスクロールできてしまうのが少し…ちょっと使いづらい。
(※20130205追記。Alwaysのみ入れると、ウインドウと画像拡大率がどのような状態でもはじっこスクロールできます。両方入れると、ウインドウにフィットしている状態ではスクロールできません)
他のオプションプラグインの説明は、古いですがこちらをご覧ください。
オプションのプラグイン、機能拡張、プリセットに関する情報(Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended)
高速なディスク装置(SSDも?)ではDisableScratchCompress.pluginも導入しておくといいかもしれません(あまり効果を感じられなかったけども)
しかし…Win版だと普通にできる動作で…
まぁちょっと悔しいマカーですが何か。
このプラグイン、Photoshop14.1以降で使用できなくなります(非対応なので止めるよ、と言われる)
ちょっと困っていたんですが、Photoshopフォーラムに聞いてみたら英語フォーラムに情報載ってることを教えてもらえました。
Adobe Community: 14.1.1でOverscroll Floating Windowsプラグインを使いたい
プラグインじゃないので導入はほんの少しだけ手間ですが、至極簡単に同機能を実現できます。
ちなみにこの数字、2でなく1にすると拡大しても画面より小さい場合はオーバースクロールしませんので、常に中央になってくれるし、Option+スクロールやCommand+Option+プラスマイナスなどウインドウサイズ変えずに拡大した時には出てくるのでこちらがおすすめ。
PSUserConfig.txtに書ける内容の、たぶん一部が公開されています。
Photoshop Help / Enable optional extensions | Photoshop CC
Photoshop 2014.2では環境設定>インターフェースでオーバースクロール設定がチェックできるようになりましたが、この設定だと「どんな場合でもオーバースクロールする」ため、私はあまり好みではありません。
ウインドウピッタリの状態ではオーバースクロールせず、少しでもウインドウより大きい|小さいとオーバースクロールする設定が好みなので(Overscroll Floating Windows.pluginのみ入れた状態)これもどうにかしましょう。
で、未だPSUserConfig.txtの設定も有効なので…
- 環境設定>インターフェースのオーバースクロール設定はオフにする
- PSUserConfig.txtに
# Overscroll Always AllowOverScrolling 1
を書き込み、所定の場所に置く
で、私好みの動作になりました。
不満のある方はお試しください。