『PhotoshopでLightroomのような「白飛び・黒潰れ」のクリッピング警告を表示するTIPS – やもめも』
の続きです。
CMYKのTAC値拾うのに必要な、カラールックアップ調整レイヤーの「デバイスリンク」中にあったTotalInkPreviewがここに出なくなりましたが、たぶん/Library/Application Support/Adobe/Color Profiles/TotalInkPreview.icc にある、はず。デバイスリンクプロファイルを読み込みで指定して使えます。Winの方は…すみませんが分からないので探してください。上記は、Macだとユーザーフォルダ内ではなく、システム寄りの方にあるディレクトリです。
TAC値調整めんどいよね!
TAC(総インキ量)ってナニ、って方はこちら
まぁこれ調整するの大変面倒くさいし、本来CMYKにしてから触るものじゃないです。変換前に知っておきたい。
でも世の中そううまく回ってくれないんで、やらなきゃいけない時もある…
でも!
TAC値の確認方法とか、某広告代理店などなどの入稿の手引きにはちゃんと書いてないんだよね!
PDFに変換してから確認、とか、スポイトで黒い所をさわって確認、とか、正直ろくでもないです。やってられっか。
というわけで、CS6以降限定ですがアクションを作ってみました。
(作り方、ちょっとめんどくさい)
アクションを使うとこうなる!
▼どこがTACオーバーしてどこが飛んでるのかわからねー!!
▼見えた!!
しかも調整に応じてリアルタイムプレビューします。
アクションファイル
RGBモードとCMYKモードを判別するようにしました。実行する際は「RGB/CMYK判別」アクションを実行してください。
クリッピングとTAC値警告表示.atn http://d.pr/f/1b5sN
RGB/CMYK両対応 クリッピング警告とTAC値オーバー警告表示アクション http://d.pr/f/1bXd8
※2016/03/14:古いURLのままでしたスミマセン…
(MacでZIP圧縮)
アクションパネルメニューの「アクションを読み込み…」で読み込んでください。
読み込むとこうなります。「RGB/CMYK判別」で、ドキュメントのカラーモードによって分岐させますので、これにショートカットキーが付いています。適当に変更してください。
動作がおかしい場合は、「次の場合:」をダブクリして正しいアクションを指定し直してみてください。
▼CMYKモードで実行するとこういうレイヤーが生成されるので…
▲「2階調化」調整レイヤーに、必要な数値を下の計算機から入力してください。
注意)CMYKモードでのみ正常動作します。RGBモードで使用すると、Photoshopバージョンによっては画像を保存できなくなるエラーが発生することがあります。
CMYK/RGBを判別します。でも全て自己責任でご使用くださいね。
計算機です。
目標TAC値に数値入れると右に二階調の設定値出ます。
ではより良い入稿ライフを!